【日本酒大好き女優が出会った、幻の米から生まれる『華やぎの酒』】 第2章:室町酒造
O橋「二軒目、室町酒造さんです」
導かれるままに、室町酒造さんへ。
創業は元禄元年という歴史ある酒蔵さんです。
迎えてくれたのは、
赤磐のリチャード・◯ア、花房さん。
「リチャード・◯ア」イメージ(画/山本)
O橋(これはちょっと似てる…、だからなんでダンボールに?)
では早速。
花房「雄町米というのがですね…」
また雄町米!知ってます!
赤磐特産の幻の酒米ですよね!
やっぱり酒どころには理由があるんですね〜。
お手製のパネルには、日本酒の原料であるお米の解説。図にされていて、なんて分かりやすいんでしょう!
花房「…例えば山田錦は雄町米の孫にあたり、雄町米は日本で唯一の原型品種であり混じりっけなしの酒米であり…」
おおおお!
さっき知ったばかりの雄町米の特徴も、お酒造りのことも、
スポンジが日本酒を吸収するかの如くっっ、
するする理解できる気がする。
は、花房先生〜!
花房「普段みなさんが召上がっているお米には心白(純粋なでんぷんをたくさん含んでいる部分)がないんです。でんぷんを麹の力で甘みにかえ、酵母菌の力で発酵させてお酒にします」
山本「心白…麹…発酵…」
みんな〜っ
テストにでるよ!!!!
さかぐらは〜♪
ひろいぃなぁ〜〜♪
おおきいなぁ〜〜〜♪
せっかくなので、酒蔵の中を見学させてもらうことに。
ででーん。
お米を磨く機械だそうな。
これで、吟醸したりしなかったりするんですね!
花房「大吟醸になると、『仁丹』くらいの大きさになるまで削ります」
あれ?リチャード・ギアさんですか?
花房「、、、花房です」
花房「お米を磨けば磨くほど味は綺麗になるのですが、磨きすぎると日本酒特有の旨味がなくなりますから、加減を大事にしています。雄町は心白が大きいので、6割削って4割程度残します」
山本「磨けばいいってものではないんですね」
花房「ちなみに雄町米は最高級と言っていい酒米で、普通のお米の2〜3倍のお値段なんですよ」
さすがは幻のお米。
なんだか聞けば聞く程、主原料であるお米の大切さ、日本酒一滴のありがたみが増してきます。
おおきなタンクがずらり。
見上げるリチャード。
奥の階段をのぼると、
これ!
は、先ほどのタンクの蓋の部分。
これぞ酒蔵!杜氏さんたちがアレコレするところですね!
テンションがあがります。
麹菌が心白へ根を張りやすいように温度を保つことや、
ひとつひとつの行程の大切さと見守るまなざしは優しく、
麹菌への愛がとまらない花房さん。
山本「花房先生は日本酒のボディガードなんですね!」
花房「それはケビン・◯スナーですね、、、」
山本「、、、」
♪えんだーーーーーーーー いあーーーーーーーーー
I Will Always Love 麹。
グダグダだけど、まだ二軒目。
気を取り直しまして。
酒蔵のすぐ隣にある、花房さんのお宅におじゃまして、、、
試飲させていただくことに。
室町酒造さんはモンドセレクションを17年連続受賞(H28現在)されており、 IWSCという世界最大のお酒のコンテストでは世界チャンピオンに輝かれているとか!
期待高まりながら、 満を持して「『Myおちょこ』〜!
と思いきや、差し出されたのはワイングラス!
そっとおちょこを仕舞う。
むむむ!
すごくフルーティで華やか。
だけどきりっとした感じもあって、、
辛さと甘さを備えた女性のようです。
ぐいぐいぐい。
利き酒というより、もはやテイスティングの嵐。
楽しくなってきたよぉぉ〜〜〜♪
しぼりたての新酒から果実酒まで。
赤磐で穫れる農作物の白桃をはじめ、本来の地酒という概念を教えてくれたリチャード先生。
酔っぱらってなど、
おりましぇん。 ・・・z z Z Z
O橋「山本さん、今日いただくオススメを伺ってください」
山本「リチャード先生、オススメ教えてください!」
花房「こちらを」
モンドセレクション最高金賞「雄町米の里」!
大好きな酒粕のお土産も手に入れて、すっかりご満悦…。
見ないで!!!!
なんだかこのまま帰りたくないな…
O橋「三軒訪問するって言いましたよね?」
なんだ先にいってよ〜
勢いにまかせてはしご酒〜〜♪
最終章へ続く(第3章へ)
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