文英様石仏コース
項番 | スポット名 | 次のスポットまでの距離と所要時間 |
---|---|---|
1 | 赤磐市山陽郷土資料館 |
約1.2キロメートル 徒歩約16分 |
2 | 高屋の文英様石仏 |
約2.5キロメートル 徒歩約32分 |
3 | 千光寺仁王門 |
約0.3キロメートル 徒歩約5分 |
4 | 石造方柱碑 |
約0.4キロメートル 徒歩約6分 |
5 | 千光寺文英様石仏 千光寺宝篋印塔 |
約3.7キロメートル 徒歩約47分 |
6 | 沼田の文英様石仏 |
約1.5キロメートル 徒歩約20分 |
1 | 赤磐市山陽郷土資料館 |
散策のポイント
資料館を出発して、県指定文化財の石造方柱碑と、、素朴で愛嬌のある市指定文化財の文英様石仏を巡るコースです。
高屋の文英様石仏から千光寺仁王門への道は少し長いですが、十七川沿いは桜の名所としても有名です。春に目を楽しませながらのんびり歩いてみてはいかがでしょうか。
山陽郷土資料館で赤磐市の歴史を概観した後、当時の信仰に思いを馳せて歩いてみましょう。
赤磐市山陽郷土資料館
赤磐市山陽郷土資料館
所要時間30分程度
太古から現代に至るまでの赤磐市の歴史を一度で見ることのできる資料館です。
展示品は、市内で出土した縄文時代から中世にかけての考古資料が中心です。特に、古墳時代のお墓(古墳)から出土した環頭大刀や甲冑、三環鈴、雁木玉などは全国的にも貴重な資料です。
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分)
閉館日:月曜日・祝日・年末年始・展示替え期間
入館料:無料
駐車場:有
高屋の文英様石仏
高屋の文英様石仏
所要時間5分程度
赤磐市の指定文化財です。
三叉路の用水脇に安置されている比較的大形の石仏です。薄肉彫りで延命地蔵が彫られています。
千光寺仁王門への通り道にある公民館の一角には、赤磐八十八ヵ所の60番札所もあります。
八十八か所60番札所
文英様石仏とは
文英様石仏は、戦国時代に岡山市高松を中心に作られた石仏です。
自然石に薄肉彫り(または線彫り)されています。
丸顔(または楕円形の顔)に、目尻の上がった三日月形の目、三角の鼻におちょぼ口という独特な姿の石仏は、吉備地域で数多く祀られています。そのなかに「文英」と刻まれた石仏があったことから「文英様石仏」と呼ばれるようになりました。
千光寺仁王門
千光寺仁王門
所要時間5分程度
高屋の文英様石仏から石造方柱碑に向かう道中にそびえ立つ千光寺の仁王門です。
仁王門とは仏教伽藍(がらん)を守護するために、一対の阿・吽(あ・うん)形の金剛力士像(仁王像)を安置する門です。
この仁王門は、江戸時代後期の1786年に建立されたと伝えられています。本瓦葺きの入母屋作りで、三間一戸、2階建ての作りになっています。
石造方柱碑
石造方柱碑
所要時間5分程度
岡山県の指定文化財です。
千光寺への参道にたつ方柱碑です。
高さは2メートル、花崗岩で作られており、2つの石を継ぎ足して作っています。
暦応3年(1340年)に僧覚有(かくゆう)の三十三回忌供養のために建立されたものです。
千光寺文英様石仏
千光寺文英様石仏
所要時間5分程度
赤磐市の指定文化財です。
千光寺本堂から北西へぐるりと回った場所にある境内の墓地に安置されています。
「永禄十年三月十四日、千光寺秀盛」の銘が刻まれている石仏です。
永禄10年=1567年
一緒に見たい
千光寺宝篋印塔
千光寺宝篋印塔
所要時間5分程度
赤磐市の指定文化財です。
宝篋印塔は墓塔・供養塔として、鎌倉時代以降に作られました。
この宝篋印塔は近世中期に河本村佐々木氏が奉納しました。
宝篋印塔は本堂へ続く階段の東側にあります。
千光寺
千光寺三重塔
千光寺は備前四十八ヶ寺に数えられる寺院です。縁起によると、1590年に再興されたが、1735年に火災に遭い焼失、その後本堂をはじめとした堂宇が再建されました。
本堂、三重塔など18世紀代に建てられた寺宇が並びます。
本堂は吹き放ちの外陣をもつ3間堂で、入母屋造りの桟瓦葺きです。
沼田の文英様石仏
沼田の文英様石仏
所要時間5分程度
沼田の南池近くに安置されています。少し分かりにくいかもしれませんが、説明看板を目印にしましょう。
この石仏には、やや大形の石の中で窮屈そうに肩をすぼめた延命地蔵が彫られています。
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更新日:2018年03月01日