備前四耳大壺

備前四耳大壺の写真

〈写真提供・岡山県立博物館〉

備前四耳大壺の概要
ふりがな びぜんしじおおつぼ
指定別 国指定
指定種別 工芸品
所在地 中島
指定年月日 昭和62年6月6日

 高さ62.8センチメートル・口径18.2センチメートル・胴径44.8センチメートルの堂々とした大型壺。
 卵形の胴に直立した短い頸部(けいぶ)を取り付け、肩に胡麻(ごま)がかかる。
 胴の銘文にある福安元年は私年号とみられるが、甲子の干支、壺の形態などからみて、文安元年(1444年)と考えられている。古備前在銘の壺では最古。
 室町時代、備前焼発展期の代表作である。千光寺蔵。
 現在、岡山県立博物館に寄託中。

更新日:2020年07月31日