赤磐市歴史まなび講座第1回のご報告

令和5年7月29日に、赤磐市歴史まなび講座「中近世の周匝」第1回を開催し、市内外から92名の参加者がありました。

第1回目は、岡山県古代吉備文化財センターの和田剛氏と東京大学史料編纂所共同研究員の辰田芳雄氏を講師に迎え、中世の周匝について学びました。和田氏は考古学の視点から、中世城館跡総合調査の成果をもとに、山城の軍事機能や宇喜多氏・毛利氏の戦略を解き明かし、周匝茶臼山城と大仙山城の意義とその変遷に迫りました。辰田氏は文献学の視点から、賀茂別雷神社文書に描かれた尼子氏の荘園政策や周匝城について紐解きました。

参加者からは、「楽しく興味深い話だった」「地域の歴史について学ぶことができた」「参加して良かった」などの声が聞かれ、有意義な講演となりなした。

今年度の歴史まなび講座は、申し込み不要となっております。第2回の参加をご希望の方はぜひ足をお運びください。

 

講座の様子

第2回のご案内

【日時】令和5年9月16日(土曜日)13:30~15:15

【会場】赤磐市立中央公民館2階大集会室(赤磐市下市337)

【内容】

「岡山藩と周匝池田家」

岡山県立博物館 内池英樹氏

更新日:2023年08月01日