史跡両宮山古墳第4次発掘調査の終了のご報告

 平成26年1月15日から約2ヶ月間にわたって行ってきた両宮山古墳第4次発掘調査を終了いたしました。

 赤磐市教育委員会では、史跡両宮山古墳と史跡備前国分寺跡の保存整備活用を目的に21年度から保存整備事業を行っています。両宮山古墳は、内濠(両宮池)によって墳丘裾が年々浸食されており、その保護が求められています。調査はその対策の検討に必要な情報を得ることを目的として行いました。

 今年度は内濠の水を一部抜き、西側の墳丘裾を中心に調査を実施し、墳丘裾の侵食の状況や堆積土の状況などを把握することができました。

 引き続き来年度も発掘調査を行っていく予定ですので、皆様にご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、ご理解・ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

更新日:2018年03月01日