[文化財防火デー]赤磐市山陽郷土資料館の避難訓練

管内査察をする赤磐市消防本部職員2名の写真

館内査察の様子

 山陽郷土資料館には、県指定文化財である正崎2号墳出土品や小枝2号墳装飾付陶棺をはじめ、貴重な文化財が展示されています。そこで、1月26日の文化財防火デーに合わせ、2月24日に赤磐市山陽郷土資料館にて避難訓練を行いました。

 訓練は赤磐市消防本部の協力の下、「1階の作業室から出火した」という想定で実施しました。また、避難訓練終了後には、館内の査察を行い、防火機器の確認や避難経路の確認を行いました。
 訓練や確認を通して、日常から防災に対する意識を高め、お互いに連携・協力し合える体制を作っておくことの重要性を実感しました。

 火災から文化財を守るためには、文化財の所有者や管理者のみならず、地区の皆様の協力が必要不可欠です。この機会にお近くの文化財の防火防犯についても確認してみてください。
 今回の避難訓練にご理解ご協力をいただいた皆様に御礼申し上げます。

 

文化財防火デー

昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことを契機に制定されました。 文化財の防火訓練が全国的に実施されます。     

更新日:2018年03月01日