シンポジウム記録集3「2000年前の吉備~なぜ弥生人は丘の上に住んだのか~」刊行のお知らせ

このたび、令和元年度に山陽団地遺跡発掘50周年を記念して開催した史跡シンポジウムの内容をまとめた記録集を刊行しました。第一線で活躍する研究者による講演、パネルディスカッションを掲載しました。なぜ2000年前の弥生人は丘の上に住んだのでしょうか?戦闘・畑作・拠点性・気候変動・・・用木山遺跡を中心に高台の集落のあり方に迫ります。

「高地性集落と弥生時代の社会変化-用木山遺跡成立の背景-」 松木武彦(国立歴史民俗博物館教授)

「なぜ弥生人は高台に上がったのか-近畿弥生集落からの模索-」 秋山浩三(桃山学院大学客員教授・大阪府立弥生文化博物館副館長)

「瀬戸内海と用木山遺跡からみた山住みの弥生集落と高地性集落」 柴田昌児(愛媛大学埋蔵文化財調査室教授)

「高地性集落論と用木山遺跡-情報の整理から研究の可能性を探る-」 河合忍(岡山県教育庁文化財課)

そのほか討論内容などを収載。

A5判、本文133ページ
価格:1,300円

購入方法については下記のページをご覧ください。

更新日:2021年03月09日