移住者インタビュー 廣町 武仁さん

更新日:2020年03月02日

お金では買えない理想の暮らしを、赤磐で手に入れました。

廣町武仁様

プロフィール

移住の時期:2010年7月

出身地:岡山県倉敷市

現住所:赤磐市殿谷

職 業:悠々自適とアルバイト

家族:5人と犬3匹

移住の経緯

・移住までの経緯について聞かせてください。

廣町さん:学生時代、東京の首都大学野球連盟加盟の大学で野球選手として、プロを目指していましたが、怪我で断念せざるを得なくなり、卒業後縁あって群馬県の会社に入社しました。30歳で社長を任され、54歳で引退するまで、会社経営に携わってきました。かねてよりリタイア後は、温暖で安全な田舎でのんびり過ごしたいという思いから、移住先を探していましたが、夫婦とも生まれが岡山ということもあり、高校時代の友人が見つけてくれた今の家に決めました。築後100年は経っていると思われる古民家ですが、妻も私も一度で気に入り、即決しました。

廣町邸全景

※この家との出会いが、移住の決め手になった。

移住後の生活のこと

・移住後どのような事に苦労しましたか?

廣町さん:古い家なので、あちこち傷んでおり、リフォームや外回りの整備に約6年かかりました。庭・外回りはほとんど自分でやりました。周囲の竹・樹木の伐採や、庭の芝生の植えつけ、ベンチ・門の設置まで、最終的にはピザ窯まで自作しました。チェーンソーや電動ノコギリなど道具は、インターネットオークションなどで探し、予算に合うものを入手しました。おかげで社長業しか経験の無かった私が、何でも出来るようになりました(笑)

自作のピザ窯でピザを焼く廣町さん

※時には、自作のピザ窯で焼いたピザを、訪問者に振る舞うことも。

・今の生活に満足されていますか?

廣町さん:移住後しばらくは、慣れない肉体労働(笑)で疲れ果て、いろいろありましたが、生活環境が整うにつれ、またご近所さんとも親しくなるにつれて、徐々にここの生活が快適になり、今では家族も私も心から満足しています。数年前から、娘家族も加わり、毎日孫に囲まれて楽しく暮らしております。孫は地元の小学校へ、約20分歩いて通学しています。

・不便を感じることはありませんか?

廣町さん:まったくありません。こんなに便利な田舎は無いとさえ思っています(笑)JR山陽本線の駅や山陽自動車道のインターチェンジも利用しやすく、車さえあれば買い物や病院にも困りません。

愛犬と共に

 

地域との交流について

・ご近所との、お付き合いはいかがですか?

廣町さん:移住当初から、積極的にこちらから挨拶するように努めました。最初は会話も少なかったご近所さんとも、今は親しくお付き合いさせていただいております。時には、庭にある自作のテーブルに、ご近所さんが自然と集まってきて、カフェ状態になることもありました(笑)特に地元のお年寄りには、いろいろと教えていただけるので本当にありがたいです。

地域での生活について

・ここでの生活の一番の魅力は?

廣町さん:家の前に広がる田園の向こうには、なだらかな里山が連なり、夏には爽やかな風が吹き抜け、天然のクーラーの様です。冬も雪が積もることは滅多になく、室内は移住後設置したダッジウエストの薪ストーブが家中を暖めてくれるので快適です。そして何よりも、家の周囲にはアナグマやハクビシン、サルの群れが出没し、珍しい野鳥もやってきますので、飽きることはありません(笑)先日も珍しい鳥をみたので調べてみたら「チョウゲンボウ」でした。「イカル」や「カワセミ」「ヒクイナ」も見ます。また夏には蛍も庭先で見ることが出来ます。

廣町邸からの眺望

※自宅前には里山の風景が広がり、爽やかな風が吹き抜ける。

取材年月:2020年2月

 

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