コンシェルジュ日記 令和4年6月

今日は岡山市中心部に用事があり、出かけることになりました。休日、繁華街は駐車場を探すのにひと苦労するので、パーク＆バスライドを利用することにしました。自宅から、パーク＆バスライドの駐車場まで約10分。山陽道の高架下を活用した駐車場は広々していて、とても停めやすく、岡山方面行きのバス停のすぐ近くに駐車できました。高架下なので日差しも遮られ、心なしか涼しく快適な空間でした。バスの到着まで、車内で時間調整し、外でほとんど待つことなく岡山表町バスセンター方面行きの「宇野バス」に乗車できました。岡山駅まで約30分、旭川沿いの美しい風景を観ながらの「バス旅」は快適でした。車内には路線バスではまだまだ珍しい「無料Wi－Fi」が設置されているので、仕事の忙しい人などにとっても、便利！用事を済ませて、岡山駅バスターミナル12番乗り場で新道河本経由ネオポリス西9丁目行きのバスに乗車。車内で今日購入した本を読んでいる間に、車を駐車した「新道穂崎下」に到着。いつもより余裕を感じる岡山市内往復でした。出張時などにも、便利に利用できそうです。

夏至も近い週末、赤磐市内の里山再生に取り組むボランティア団体「あかいわ美土里の和」の皆さんと、通称「磐山（いわやま）」に登りました。「陰陽石に沈む夏至の夕日」を見るため、18時過ぎには事前に申し込んだ人達が登山口に集まっていました。薄暗くなった登山道を歩くこと約30分、19時頃「観音山」山頂の陰陽石前に到着。皆でワクワクしながら20分ほど夕日を待ちました。残念ながら、予想以上に稜線付近の雲は厚く、日没時刻まで夕日を見ることは出来ませんでした。しかしその間、山頂では尺八の吹奏に癒されたり、記念写真を撮ったりして、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。真っ暗になった登山道をライト頼りに、次の目的地である「ホタル」の生息地に向かい、19時35分頃到着。明かりを消して、息をひそめて闇に向かって目を凝らしていると、20時頃から、かすかな明りが見え始め、だんだんと明るく点滅するのを確認できるようになりました。会の人によると、これまで磐山には、「ヘイケボタル」「オバボタル」の2種は確認できていたそうですが、この日初めて「ヒメボタル」の生息を確認できたとのこと。3種目のホタルの生息確認で、皆さん興奮気味でした。桜が丘の自宅から直線距離で数百メートルの里山に、こんなに豊かな自然・生き物に触れられる場所があるなんて！改めて、「あかいわ美土里の和」の皆さんの活動に感謝する夏の夕暮れでした。