職員インタビュー「赤磐市消防本部 森下 幹弘」

更新日:2021年08月20日

「助けてもらって、ありがとう」を励みに!

森下さん

プロフィール

所属:赤磐市消防本部 消防総務課

入庁年:平成12年

趣味:サッカー

森下さんにインタビュー

何故、消防の仕事を選んだのですか?

もともと、体育大学で培った体力や経験を活かせる仕事に就きたいと希望していました。また故郷岡山を守りたいという思いも強く、出身地の消防職員を目指し受験しました。当時はいわゆる「就職氷河期」で消防への就職も「狭き門」でしたが、幸い合格することができました。それから21年間、一貫して消防の仕事に就いています。直近の約4年間を除いては、消防署で救急などの現場で勤務をしていました。

消防の仕事をして「良かった!」と思った経験は?

個人的な経験ですが、以前怪我で搬送した子どもさんが後日「助けてくれてありがとう」の文字が入った救急車の絵を届けてくれたことです。仕事で当たり前のように行っている行為で、これほど喜んでくれたことに感激するとともに、身の引き締まる思いがしました。

「赤磐市消防本部」はどの様な仕事をしていますか?

突然起こる火災、救急、救助や災害などに対応するため、24時間体制で勤務しています。出動があった際は、安全・確実・迅速に最前線で現場活動を行います。出動がない時間は、主に訓練や火災予防に関する広報、事務処理などを行っています。そのほかに、建物の検査や調査、消火栓の整備や車両更新、職員や施設に関する事務処理などがあります。

防火服

24時間出動体制

現在の森下さんの役割は?

職員とその家族が安心して暮らせるよう、給与や扶養の事務処理などをしたり、広く消防の活動を知ってもらうための広報活動を行ったりしています。また職員が安全に現場活動と訓練を行うことができるように、装備品に関する事務を行ったり、庁舎の修繕や保守に関する事務を行っています。

森下さんの「普段の一日」について教えてください。

<午前7時30分頃から午前8時15分頃> 職場内のジムでトレーニング

<午前8時30分~午後5時15分>庁舎内での事務、 庁外での啓蒙活動や会議、職員との面談、新規職員採用事務、メールの収受などの業務

<午後5時30分頃~午後6時30分頃> 職場の周囲をランニング

消防の仕事に興味のある人達にひとことをお願いします。

消防という仕事は、危険な現場や悲惨な現場に行く可能性があるため、楽しいことばかりではありません。しかし、市民の方々から感謝の言葉を受けると、何事にも代えがたい達成感を感じることができます。また、広報活動や普及業務など市民の方々と直接触れ合う機会が多くやりがいを感じられる職場です。

森下さんから見た赤磐市の良いところについて

赤磐市は、比較的災害の少ない地域です。また、政令指定都市である岡山市に隣接しており、救急搬送する医療機関は充実しています。そして、市内に山陽自動車道・山陽インターチェンジがあるため交通の利便性が高く、搬送時間の短縮につながっています。

将来、移住を検討している人たちに一言

月に一度、消防本部で行う定期普通救命講習、地区や学校・施設などを対象に行う救急普及業務、防火講習などさまざまな形で、市民の方々に起こりうる事態への対処方法を伝えています。私たちと一緒に安心・安全な赤磐市を一緒につくっていきましょう。

防火お守り

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