市指定文化財の新規指定のおしらせ
木造弘法大師坐像(木喰五行作)
令和6年7月2日、赤磐市和田に安置されていた木造弘法大師坐像(木喰五行作)が市指定文化財(彫刻)として新たに指定されました。
木造弘法大師坐像は江戸時代に全国各地を旅して仏像を奉納した僧・木喰(木喰五行)が寛政10(1798)年に岡山県に滞在した際に制作した仏像です。令和5年に赤磐市和田の大師堂で発見されました。保存状態は極めて良好で、当時の歴史や信仰を今に伝える重要な文化財です。また、岡山県内初発見の木喰仏であり、木喰の研究や美術的にも貴重な資料といえます。
赤磐市指定文化財はこの木造弘法大師坐像を合せて58件となりました。
現在は岡山県立博物館に寄託されています。大切な文化財として、皆様の御協力をよろしくお願いします。
赤磐市指定文化財
赤磐市の文化財の中で、赤磐市にとって重要なもの、文化的価値の高いもの、保存活用することで赤磐市の文化向上につながるようなものを市が指定してすることで、保護を図り、広く活用する制度。
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教育委員会 社会教育課 文化財班
〒709-0816 岡山県赤磐市下市337
電話:086-955-0710
更新日:2024年07月12日