地元で活躍!岡山シーガルズのバレーボール教室を取材して

Vリーグでは数少ない地域密着型の市民クラブチームとして活動する「岡山シーガルズ」。
赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館をチームの練習拠点にしていて、選手たちによるバレーボール教室や、人権啓発活動などの地域活動に参加しています。
岡山シーガルズのことを皆さんにも知っていただくために、今回は、赤磐市の山陽ジュニアバレーボールスポーツ少年団との「マックスバリュ西日本×岡山シーガルズ子どもバレーボール教室」を取材してきましたので、その様子をお伝えします。
わかりやすく丁寧に。子どもたちに寄り添った指導を


岡山シーガルズより安田梨夏選手と中井心音選手、福𠮷コーチが山陽小学校へ来校し、体育館で練習している「山陽ジュニアバレーボールスポーツ少年団」の子どもたちのために、バレーボール教室を開催。
岡山シーガルズの選手たちによる指導は、ウォーミングアップからレシーブ・スパイク・サーブなどの基本練習、最後にはゲームにいたるまで、盛りだくさんの内容で行われました。


選手たちは子どもたちの年代に合わせて、わかりやすく良い例と悪い例を交えながら丁寧に指導。「子どもたちまで目線を下ろすこと」、「自分たちから声をかけて接すること」 に気を付けて教えているのだそう。
子どもたちは普段とは違った練習メニューが新鮮な様子で、とてもイキイキとした表情で楽しそう。
選手が子どもたちに寄り添って声をかけると、子どもたちは選手からのアドバイスに従って一生懸命にプレーする姿が印象的でした。

バレーボール教室を終えての感想

岡山シーガルズの安田選手は、
「子どもたちは、始めは恥ずかしそうだったけれど、だんだん笑顔が見られて嬉しかったです。私たちが元気をもらえます。」
選手とともに指導にあたったコーチの福𠮷さんは、
「純粋にバレーボールを楽しもうとしている子どもたちのキラキラとした姿を見て、こちらも改めて初心に戻って頑張らなくてはと思います。子どもたちの成長も楽しみにしています。」
指導を受けた子どもたちは、
「普段はしたことがない練習も教えてもらい、とても勉強になりました。」
「優しくわかりやすく教えてもらえて嬉しかったです。」
選手も子どもたちも一緒に、バレーボールの楽しさを共有できた貴重な時間になったことでしょう。

練習後は、最初は少し緊張気味だった子どもたちも、選手やコーチたちとの写真撮影でニッコリ!
保護者の方々もいっしょに盛り上がって、最後まで和気あいあいとした楽しい時間を過ごしていました。
おわりに
今回、このような選手たちによるバレーボール教室などの地域活動を通して、岡山シーガルズはもちろん、バレーボールに少しでも魅力を感じ、もっと好きになってくれる人々が増えたらいいなと感じました。
子どもの頃にプロの選手から直接指導してもらった経験は、ずっと記憶に残るものです。
岡山シーガルズの選手から指導を受けた子ども達は、この経験を機に今後もますますバレーボールを好きになり、飛躍してくれることでしょう。
ライター感想
筆者はバレーボールの経験があり、取材中は選手の迫力あるスパイクに大興奮! プロの技や指導を間近に見られて、とても贅沢な時間でした。
もう体は思うように自由に動きませんが、体育館に響くボールの音やスピード感、運動することの楽しさを久しぶりに味わうことができて嬉しかったです。
岡山シーガルズの今後のさらなるご活躍を応援しています。
Shin
大阪出身の主婦ライターであり、小学生3人の母。「日日是好日」をモットーに、自分らしく育児・家事・仕事に勤しんでいます。バレーボール、温泉、岡山のおいしいフルーツが大好きです。
更新日:2022年08月22日