親子のふれあいの場所。あすなろ子育て支援センターへ遊びに行こう!

更新日:2023年02月28日

あすなろ保育園

岡山市のベッドタウンである赤磐市。子どもに優しい環境・土地の安さ・自然豊かで過ごしやすいなどの理由から、赤磐市に移住を考えている、子育て世代の方が増えているそうです。

しかし、「子育てについて気軽に相談できる人がいない」など、移住先の子育てについて、不安を抱える方もおられるのではないでしょうか?

そんな方にこそ活用してほしいのが、子育て支援センター。

子育て支援センターは、未就園児の乳幼児を持つ保護者の方を対象に、育児相談・親子の交流の場としてさまざまな支援を行っている場所です。

現在、赤磐市内には5ヶ所の子育て支援センターがあり、その中の1つである「あすなろ子育て支援センター」は、赤磐市南部の大きな住宅団地が広がる、桜が丘地域内にあります。

今回は、あすなろ子育て支援センターで過ごす親子のみなさんの様子を取材させていただきました!

こども園に併設されている、あすなろ子育て支援センター!その特徴は?

保育センター外観

あすなろ子育て支援センター(以下、支援センター)は、あすなろこども園内に併設されています。

園内からは、あすなろこども園の園児たちが楽しそうに遊んでいる姿や、はしゃぎ声が聞こえてきます。支援センターに遊びに来た子どもたちは、そんな園児たちの姿を見て「なにをしているのかな?」と興味津々!

職員さん:園児たちの様子も少しだけ覗くことができます。園庭からは、園児たちの楽しそうな声が聞こえてくるので、センターへ遊びに来た子どもたちは、好奇心が刺激されるみたい。それが、こども園に併設されている支援センターの特徴だと思っています。将来的には保育園やこども園、幼稚園に預けたいという保護者の方が、「ならし」として支援センターを利用されることも多いですよ。

―なるほど。他のお子さんも遊びに来ているから、入園前に子ども同士で関わりが持てる、いいきっかけになりそうですね!

職員さん:園児と一緒に園庭で遊ぶこともできますよ。

あすなろこども園には、大きい遊具がないのも特徴です。近々アスレチック型のツリーハウスが完成する予定ですが、園庭にある遊具は基本的に砂場、木、三輪車、竹馬などのシンプルなものばかりです。

―どうして大きい遊具がないのでしょうか?

職員さん:子どもたちが自分で工夫をして遊びを考え、社会性を身につけることがねらいです。支援センターに遊びにきた子どもたちも、そのような力を育むことができるのではないかと考えています。

たしかに、大きい遊具がなくても、子どもたちはとっても楽しそう。

鬼ごっこ、かくれんぼ、木登りなど、周りの子どもたちとコミュニケーションを取りながら、自分の体をめいっぱい使って遊んでいる姿が見受けられました。

成長するうえで大切な、自分で考える力、社会性を遊びの中で身につけられるのはいいですよね。

育児をもっと楽しく!あすなろ子育て支援センターでできることは?

保護者の集まり
指人形

支援センターを利用しているお母さんが作った指人形

支援センターの室内にはたくさんの絵本やおもちゃがあり、親子で自由に遊ぶことができます。また、お母さんたちの育児の悩みを気軽に相談ができ、楽しく育児ができるようなイベントも用意されています。

・赤ちゃん&マタニティママデー(毎週月曜日、9時~11時)

赤ちゃんと一緒にふれあい、遊ぶことができます。子育てや障がいに関する悩みを総合的に相談できる赤磐市の窓口「りんくステーション」の職員さんが来所されますので、初めての育児の悩みも、気軽に相談ができます。

 

・子育て講座(毎月1回)

育児に関するさまざまな講座(座学・ものづくりなど)を開催しています。

写真にある指人形は、支援センターを利用している保護者の方が講師をされてつくったもの。こうして保護者の方が講師となり、自分の趣味や特技をシェアすることもあるそうです。

・地域の方とのふれあい

支援センター内には地域交流室があります。

コロナの影響でイベントはまだ行われていませんが、地域の方や親子で交流できる場として活用していく予定だそうです。

紹介した内容以外にもさまざまなイベントが用意されています。興味がある方は、あすなろ子育て支援センターのホームページをご覧ください。

https://asunarokosodate.okayamakodomokyoukai.jp/

利用者の方に聞いてみた!子育て支援センターのいいところとは?

施設の様子

親子の憩いの場として、さまざまな工夫がされている支援センター。

利用されている保護者の方たちの反応はどうでしょうか?さっそく、2人のお母さんにお話を聞くことができました。

―支援センターを知ったきっかけはなんですか?

Aさん:検診のときに、保健師さんにすすめられました。

Bさん:保健師さんが紹介してくれました。あすなろ子育て支援センターは、家からも近いので行ってみようと思いました。

乳幼児健診で保健師さんに紹介されるケースが多いようですね。ホームページを見て知ったという方もおられるようです。

―支援センターを利用してみてよかったところはなんですか?

Aさん:家で子どもと二人きりよりは、支援センターを活用して過ごすほうが気持ちも楽になります。

センターに遊びに行くと、子どもがのびのびと遊んでくれるので、ゆっくりと過ごせます。

Bさん:家にはない絵本や変わったおもちゃがたくさんあるので、子どもたちも興味を持って楽しんでくれます。

他のお子さんと関わりが持てるのもいいですね。

絵本

親子で楽しめそうなカラフルな絵本

支援センターには、たくさんのおもちゃが用意されていて、子どもたちも夢中になって遊んでいました。また、利用されている保護者の方たちは、遊んでいる子どもを見守りつつ、ゆったりと過ごされている姿が印象的でした。実は筆者も過去に利用したことのある支援センター。

当時は娘がイヤイヤ期……わが子はかわいいですが、家で子どもと二人きりでいるのは、疲れがたまってしまいました。

そんなときに、支援センターで子どもとおもいっきり遊ぶと、リフレッシュした気分になったことを覚えています。また、育児について同じ悩みを持つ保護者の方と出会えたときは、自然と安心感が芽生えました。

こうして育児の悩みを気軽に共有・相談ができ、親子同士の交流をより深められるところも、支援センターのいいところではないかと感じています。

最後に・・・

支援センターの職員の中には、元利用者の方もおられます。

「ここ数年前からコロナの影響もあり、支援センターも自粛していたので、親子同士のふれあいの機会が奪われてしまいました。ですが、ここでつながりあえた親子のみなさんは、支援センターを休所している間も連絡を取りあい、公園で遊ぶなどと交流を深めていたようです。自分もこの施設でそのような親子同士のつながりを作ることができたように、これからも子育ての悩みを気軽に相談できる場所、そして親子同士のつながりを大切にし、交流ができる場所でありたいです。」

と話してくれました。

赤磐市で子育てを考えているみなさん、すでに赤磐市で子育てをしているみなさんも、ぜひ一度、あすなろ子育て支援センターに足を運んでみてくださいね!

赤磐市にある子育て支援センターは、以下のURLからご覧になれます。

https://familinkru.jp/facility.php?jpml=facility_center_list

【ライター紹介】

Rin

大阪府出身、赤磐市在住歴は20年以上。コスメと輸入雑貨を集めることが好きな2児の母。2021年に赤磐市のクラウドソーシングセミナーを受講し、家事と育児の合間にライターとして活動中。育った赤磐市のすてきな魅力をたくさん伝えたいです!

この記事に関するお問い合わせ先

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