天文台のある町！赤磐市の竜天天文台公園から星空便り-プロローグ-

赤磐市は岡山県の中南部にある岡山市のベットタウン。夜になると空にはよく星が見えます。桜が丘地区の自宅の庭からは、日没後1～2時間で星が見えはじめます。

赤磐市中勢実には竜天（りゅうてん）天文台公園があります！天文台に足を運んだことで、私は星空好きに。きっかけはコロナ禍でした。カメラが趣味でしたが新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言があり、さまざまな施設が閉鎖に……。遠方へ遊びに行きにくく、近くで何か撮りたいなぁと思索しました。星空撮影はどうだろうか？早速出かけて試してみたところ星を撮ることができ感動しました。それからすっかり星空に夢中です。

赤磐市にずっと住んでいると、当たり前のように見ている満天の星。県外の方に赤磐市の美しい星空を見てほしい！この記事をプロローグとして、竜天天文台公園の天文指導員・辰巳さんのお話も交えながら、赤磐市の夜空を紹介していきます。

星空の楽しみ方はさまざま！興味があるところからスタート

星空を見るには、天気がよく月がない夜がおすすめです。まずは家のベランダや庭でもじゅうぶん。少し遠出して車で出かけた先で星を見るときには、車を停める場所や足元など安全をしっかりと確認してください。寒さや眠気はありませんか？不安があれば無理は禁物です。次に暗さに慣れるため目を軽く閉じて10～30秒数えて。それからゆっくり見上げてください。

星の図鑑や星景写真が星空の入り口になることも。今はインターネットで調べれば海外や日本各地の天文台のライブカメラで星空を見ることができます。最近は無料で高性能のアプリがあるので活用するのも楽しいです。もしも身近にバードウオッチング用や低めの倍率の双眼鏡があれば、星雲や星団が見えるのでのぞいてくださいね。

天体や星の説明を聞いて納得。星空にワクワクときめく！

竜天天文台公園でお話を伺った指導員の辰巳さんは、兵庫県にお住まいだった小学生時代から星が好き。星の図鑑や写真集を頼りに星を見たり、近くの天文施設に通い関心を深めたりしていたそうです。学生時代は物質科学や地球科学の勉強を。そのころアルバイトやお手伝いに行ったいくつかの天文台で素晴らしい先生方との出会いがあり影響を受けたと優しい笑顔で話してくれました。さまざまな大学の天文サークルで集まった際、研究発表と交流の場として何度も竜天天文台公園を利用していたとのこと。ご縁があって今は指導員としてお仕事をされています。

「気楽に声をかけてください。」と明るく気さくな雰囲気。私も何度か望遠鏡で天体の撮影をしたり、天の川や星座について教えてもらったりしました。

天体望遠鏡で観望会！併設するキャンプ場で星空を楽しんで

ドーム内に設置された天体望遠鏡

竜天天文台公園内のキャンプ場撮影ake22

赤磐市竜天天文台公園は、標高470mの屋外観測場から、遠く小豆島から中国山地まで見渡せます。この天文台ができた1990年代当時は、全国の市町村で天文台ブームが起こり、美しい夜空の星に多くの人が酔いしれたそうです。竜天天文台公園は向かいにある山との位置関係のおかげで明るい市街地からの直接光を遮るため空が暗く、赤磐市中心地から30分程度（岡山市内からでも1時間程度）で着く地の利があります。天文台では定期的に天体観望会を開催。併設するキャンプ場でデイキャンプ、キャンプ泊もできます。予約や料金など詳細はウェブサイト等をご確認ください。年間開園日や行事予定カレンダーがあります。

最後に・・・

まずは星空を眺めてみませんか。理科の勉強？とか、星座知らないなど難しく考えず気楽に。私も星の知識はほとんどありません。有名な星座や一等星の名前を少し知っているだけです。ですが、空気の澄んだ夜に星空を見ていると宇宙の大きさを感じます。シャッターを切るほどにもっと見たくなり、カメラを持って星空に会うため車を走らせます。

赤磐市は郊外の静かなまち。星がよく見える町から星空の魅力をお送りします。これから季節ごとの星空案内を予定しています。皆さんがご一緒に楽しんでいただけるように星に願っています。

ライター紹介

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子どもが小学校入学前に岡山市から赤磐市へ。在住20年カメラが趣味/花、星、月の撮影を楽しんでいます。

現在夫婦二人暮らし愛猫が笑顔の源ズボラでおっちょこちょいで心配性。

クラウドソーシング初級講座7期生

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