詩人 永瀬清子に思いを馳せる朝 2025.02
令和7年2月23日
毎週日曜日の日の出とともにオープンする「喫茶 あけがた」 グレンデルの釜屋HP(外部リンク):https://grendel.jp/facirity/
車の温度計がマイナス5℃を示している日曜日の早朝
3週間ぶりに、詩人 永瀬清子生家「清子の家」にあるcafe グレンデルの釜屋「喫茶 あけがた」で朝食。焼きたての厚切りトースト・湯気が立ち上る野菜スープとコーヒーの芳ばしい香りは冷えた体を一気に温めてくれます。
2月17日は永瀬清子の命日で生誕の日でもあります。今年は特に没後30年にあたり、前日の16日にはNPO法人永瀬清子生家保存会の主催で「第六回 紅梅忌」が行われ、ゆかりのある人や「清子」を慕う人たちが集まり追悼されました。私には、30年経っても記憶が薄れるどころか、多くの慕う人々が引き寄せられるように集まってくるのは、今の時代が、いっそう「清子」を必要としているからだとも思えます。
カウンターから、霜で真っ白になった田畑を見ながら、「清子」に思いを馳せる一日のスタートでした。
熊山橋(赤磐市河田原・千躰)
あたらしい熊山橋は
茫と白く宙にうかんでいる
空は星にあふれているが
西の天末にはまだ猫眼石いろの光が
フットライトのように
かなたの半球のあかるみを投げあげている
『詩人永瀬清子作品集ー熊山橋を渡るー』(熊山町1997年2月)「熊山橋を渡るー1948年1月14日」冒頭から引用
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更新日:2025年02月26日