桜が丘西、毎年恒例のとんど焼き 2021.01
令和3年1月17日

年男・年女が火入れ
松も取れた1月17日(日曜日)、自宅近くの桜が丘西1丁目集会所前で恒例の「とんど焼き」の行事が行われました。町内の皆さんが竹や丸太で組み立てた「やぐら」には、朝から近くの人たちが三々五々、門松やしめ縄などの正月飾りや「書初め」を持ち寄り点火を待っていました。とんど焼きで「書初め」を燃やすとき、炎が高く上がると字が上手になるという言い伝えがあるそうです。その他、地域によってはお餅やお団子をとんどの火で焼いて食べると、1年間健康に過ごせるという言い伝えもあるようです。中には「疫病退散」と書かれた書初めもあり、今年は例年以上に、皆さんの切実な思いが込められているように感じました。時間になり、今年の年男・年女たちが「たいまつ」で点火すると、見る見るうちに高く燃え上がり、私には昨年来のコロナ禍を焼き尽くしてくれているようにも見えました。来年の「とんど焼き」はもっと平穏な気持ちで迎えられるようにと、高く舞い上がる炎をいつまでも眺めていました。

今年こそは疫病退散

願いを込めて高く舞い上がる炎
令和3年1月1日

赤磐市鴨前の2021初日の出
令和3年の元旦、毎年行く初日の出スポットでの撮影は自粛して、桃や葡萄畑が広がる赤磐市鴨前(かもさき)に行き、初日の出を待ちました。例年見る水平線からの日の出ではなく、東の山並みからの少し遅いご来光でしたが、いろいろあった令和2年のことや、これから始まる新たな年の行く末に思いが至り、身の引き締まる思いでした。山並みと空の境の一点が更に赤く染まり始めた頃、近くの農家の窓から、かしわでを打つ音が聞こえました。おそらく太陽に向かって、家族の健康や農作物の豊作を祈っておられたのでしょう。私も「今年こそは普通に会い、普通に話し、普通にふれあえる一年になりますように」と祈らずにおられませんでした。
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更新日:2025年04月11日