腸管出血性大腸菌感染症注意報が発令されました

岡山県は、腸管出血性大腸菌感染症の患者の発生状況から、「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を4月27日に発令しました。
食品の十分な加熱処理、調理前や食事前の手洗いなど、食中毒対策をし、感染予防に努めましょう。

症状

多くの場合、3~5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛をともなう頻回の水様便の後に、血便となります(出血性大腸炎)。発熱は軽度で、多くは37℃台です。血便の初期には血液の混入は少量ですが、次第に増加し、便成分の少ない血液そのものという状態になります。有症者の6~7%が溶血性尿毒症症候群(HUS)、または脳症などの重症な合併症を発症し、死に至ることもあります。特に、若齢者、高齢者および抵抗力が弱い人は重症化しやすいので、注意が必要です。

予防方法

●調理前、食事前、排便後、動物を触った後等は手をよく洗いましょう。

●台所は清潔に保ち、まな板、ふきん等の調理器具は十分に洗浄消毒しましょう。

●生鮮食品や調理後の食品を保存するときは、冷蔵庫(10℃以下)で保管し、早めに食べましょう。

●食肉など加熱して食べる食品は、中心部まで火を通すとともに、焼き肉などの際は、生肉を扱うはしと食べるはしを別々にしましょう。

●乳幼児や高齢者等、抵抗力の弱い人は、生や加熱不十分な肉を食べないようにしましょう。

●二次感染を防止するため、患者の便に触れた場合は、手をよく洗い消毒しましょう。

●患者が入浴をする場合は、シャワーのみにするか、最後に入浴するなどしましょう。

●患児が家庭用ビニールプールで水浴びをする場合、他の幼児とは一緒に入らないようにしましょう。

消毒方法

●腸管出血性大腸菌は75℃で1分以上の加熱で死滅します。

●腸管出血性大腸菌感染症に有効な消毒薬は、消毒用アルコールや塩素系消毒液(次亜塩素酸ナトリウム希釈液)です。

●食事前、トイレ使用後、排泄介助の後などには石けんと流水による手洗いを行うことが必要ですが、手指衛生のためにアルコール性の擦式消毒剤を追加使用するのも有効です。

●トイレなど菌に汚染された可能性のある場所は、消毒用アルコール等を用いて、適切に消毒することが肝要です。

●生肉等を調理したまな板や包丁などの器具は、熱湯又は塩素系消毒液で消毒することが大切です。

腸管出血性大腸菌チラシ
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