【日本酒大好き女優が出会った、幻の米から生まれる『華やぎの酒』】 最終章:赤磐酒造
♪のんで〜
♪のんで〜
♪のまれて〜
♪のんで〜
おや!?なんだか盛り上がってますよ〜!
O橋「ちょうど蔵開きですね、三軒目は赤磐酒造さん」
蔵開きっ!ステキ!
千鳥足でおじゃまします〜。
お出迎えいただいたのは…
赤磐の仁◯師匠、、、赤磐酒造蔵主の生本さん。
「仁◯師匠」イメージ(画/山本)
O橋(ダンボール…、いやそもそも仁◯師匠に似てる?)
さっそくお噺、いやお話、伺いました。
山本「岡山が『ハレの国』と言われていることを初めて知ったんですが、日本酒にとって岡山・赤磐の気候ってどうなんですか?」
生本「岡山は温暖で日照時間が長いんです。粒が大きくて軟質な柔らかいお米が育つので、非常に丸みがあってソフトな、香り高いお酒が造れます。日本酒造りにはある程度の寒さも必要ですが、その環境は今は作れますから」
山本「仁◯師匠は・・・」
生本「・・・生本です。」
10年間、ウイスキー製造の会社で勤めた経験もある生本さん。
生本「うちのお酒は、土地の風土を素直に生かして作ったお酒なんです」
いわゆる「端麗辛口」と言われるお酒は、寒い地域で穫れたお米でそのまま素直に作るとできるものらしい。赤磐酒造さんでは、主に地元の契約農家から仕入れたお米を使って、風土に逆らわない、とことん素直なお酒造りを心がけていらっしゃるとか。
山本「やっぱり雄町米ですね!?」
生本「雄町米ももちろん使いますが、『朝日米』という、岡山を代表するもうひとつの幻のお米を主に使っています。「飯米」と言って食べるためのお米ですから、旨味が豊かで美味しいですよ」
なぬ?ここへ来ての新展開、しかもまたしても幻のお米とは…。
岡山って本当に米どころなのね。
一体どんな違いが生まれるんだろう…、
あとでしっかり確認させていただきますっ(鼻息)
生本「他にも埼玉県北部で穫れた『五百石米』というお米を使ったお酒も造ってます、いわゆる端麗辛口なお酒になりますね。まあ、ずっと一緒のものだけを作ってると飽きるじゃないですか。人間ですから」
と、笑う生本さん。
神棚に積まれる白い物体・・・
の、正体はお米!
蒸したお米の初めの一握りをお供えするんだとか。
優しいまなざしの仁◯師匠。
ウイスキー製造から、生家でもある酒蔵にUターンで戻られた経緯や、その頃すでにご結婚もされていて…と生本さんの人生話で盛り上がる。
では、そろそろ…
生本「飲みますか?」
待ってました喜んで。
このチャンス逃すまい!
とすかざず、、、
おずおず出したる
『Myおちょこ』!(三たび)
は、あっさり遮ぎられ(お約束)
生本「まぁまぁまぁ」
と次々に注がれるお酒。
優しくって、ふんわ〜り華やかで・・・
幸せ。笑
「赤磐の良さを軸に、流れに素直にいこう」という、
なんだかとっても柔軟性があって、
そんな人柄もお酒造りに反映されているのかなぁ〜
もちろん全種類、試飲させて頂きました。
雄町米とはまた違う朝日米の優しさと、
それぞれに違いのある香りと甘さのさじ加減。
しぁーわせ♪
蔵主おすすめは、『桃の里しぼりたて』。
やった、これが一番好き!
ところで!
今日一番の笑顔が見れたのは、奥様と一緒だったこの瞬間。
なんてすてきなおふたりなんでしょう。
そして気になるのは、、
てゅるてゅるのお肌!!!!!!
山本「触ってみていいですかぁ?」
と思わず。
!!!
これは日本酒に、酒粕に、赤磐に、、、
秘密が隠されているとしか思えません!
奥様「蔵の中では麹菌があちこちに飛んでいるし、作業してる女性はみんな手やお肌がつるつるしているかもねぇ」
うすうす感じていた、、、
『酒蔵の皆さんはお肌がぴちぴちしている!』
という事実。それは確信へとかわりました。
桃の里で出逢った人々はあったかくって、
お米から始まる日本酒造りへのこだわりは、どこまでも強く。
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咲き誇る桜を見ながら
念願の『Myおちょこ』で、お花見!
訪ねた酒蔵さんは三者三様で、
まるで人生そのもの。
これからの自分の生き方にも重ねてしまう程で、
味わい深かったです。
さぁ、この大海原、いざ〜。
O橋「これ、わざわざボート乗る必要あります?」
晴れてよかったね。
桜、きれいだな
お酒、うれしいな
やっと『Myおちょこ』で飲める日本酒はうれしすぎて
花よりだんご
人生いろいろ
O橋「千鳥ヶ淵公園は飲食禁止ですけど」
え?
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