赤磐市のお米、雄町米でつくった特別なお酒に密着!
全国各地を気ままにさすらい仕事をする。
人とふれあい、自然とふれあい、その中で仕事ができるという気づきを得る。
”時間と場所にとらわれない新しい働き方”として地域活性の取り組みがある。
そんなさすらいワークの岸川さんが赤磐市にある「室町酒造」さんを訪れたお話。
東京でソムリエをしていたという岸川さん。
そんな彼女が今回訪れたのは、320年の歴史がある「室町酒造」さん。
そんな室町酒造の花房社長は、地元赤磐市でとれる「雄町米」を使ったお酒にこだわりをもって作っている。
山田錦の原種になる品種である。
本当に地元の雄町米を使っているということで、量産できない地酒である。
まずは、酒蔵・・・とその前に特別にご自宅を見せていただいた。
普段はご自宅はお見せしないそう。
玄関を入ると、奥までドーンとしている大広間!
「失礼します」
おずおずと奥まで行くと、日本家屋らしい庭園。
映画、「種まく旅人~夢のつぎ木~」の撮影に使われたのも、
納得のたたずまいである。
社長曰く、
「雄町米の酒は本当にふくよかで、しっかりとしたボディーのある味が特徴。」
その他にも世界コンクールで数々の賞をとっている日本酒たちが勢ぞろい。
世界にも認められた、日本酒たちだ。
1月にはいると杜氏は会社に寝泊りするという。
精米は機械でも、温度管理は人が行うのだという。
機械にはできない、プロの仕事だ。
こんな部屋もある。
「同じ味」を保つ努力と大変さを感じる。
酒蔵を見せてもらう。
「あと1週間でできあがるよ」
出来上がり間近の樽があった。
ふたを開けて中を見せてもらうと甘い香りが・・・
それだけでも酔ってしまいそうなほどだ。
試飲をした岸川さん曰く。
「しっかりした味のなかにも、甘いバナナの香りとパイナップルの酸味がほどよく調和して飲みやすい。後味もすっきり!」
「普段、日本酒を飲んだあとは頭が痛くなるけど、これはいくらでも飲める。」
「女性が飲みやすい味、おいしい!」
さすが、ソムリエ。
バナナ・・・パイナップル・・・私には出てこない。
大絶賛であった。
「つぎ実家に帰るときには、父とこのお酒を飲もうかな」。
そんなことを思った。
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