熱中症を予防しよう!救急救命士からのアドバイス(パート2)

暑い中救急訓練をしている画像

 

「梅雨明け早くない?」

「最近暑くない?」

 

「地球温暖化の影響で、わが赤磐市内の熱中症搬送件数はここ数年、毎年30件越え…。」

「私がどうにかしなければ。」と、赤磐市消防本部の救急救命士は、厳しい表情で、嘆くように言いました。

 

なぜ熱中症になるのでしょうか。熱中症が多発する理由を尋ねてみました。

熱中症パンフレットを見ながら、厳しい表情で嘆くように語る救急救命士

厳しい表情で、嘆くように熱中症を語る。

 

‐なぜ熱中症が多いのでしょうか‐

「一つ目に、この猛暑ですね。これはもう防ぎようがありません。」

「二つ目に、予防不足です。熱中症を防ぐ様々な予防策があります。」

「三つ目に、認識不足です。わたしは熱中症にならない。や、自分は大丈夫。といった認識は、大間違いです。」

 

‐予防不足とありましたが、どのような予防をすればいいですか‐

「まずは、場所を涼しくする、または涼しい場所に移動することです。熱中症は環境が大きく影響しますので。」

「また、こまめな水分補給が大切です。のどが渇いてからの水分補給ではなく、渇かないようにこまめな水分補給が必要です。のどが渇いたということは、脱水の一歩手前なのです。」

 

‐では、認識不足とはどういったことが挙げられますか‐

「このくらいでは熱中症にならない。や、自分は熱中症にならない。などの誤った認識です。連日ニュースで熱中症の話題が取り上げられているにもかかわらず、熱中症が減らない。」

「自分も熱中症になるかもしれない。しっかり対策しなければ熱中症になってしまう。と認識してほしいものです。」

 

‐どのような人が熱中症になりやすいですか‐

「私くらい体を鍛えていれば熱中症になど…。おっと。自分が誤った認識をするところでした!」

「熱中症はだれもがなる可能性があります。その中でも、高齢者や持病がある方などは、体の水分量減少や機能低下などの関係で、熱中症になりやすいので、より注意が必要です。」

 

-救急救命士さんの人間らしさが垣間見えましたね-

「(汗)人間、弱みを見せることも必要です…。たまにはね。」

 

-今後、熱中症とうまく付き合うには-

「相手のことを知る。すなわち、熱中症のことを知ることです。」

「熱中症の症状や、起こりやすい環境、対策法を知ることで、うまく付き合うことができるはずです。あと、無理をしないことですね。」

 

‐今後の展望などはありますか‐

「SDGsの-気候変動に具体的な対策-は、お国の方に任せるとして。-住み続けられる街づくりを-は、俺の肩にかかっているな…。赤磐市の未来は明るい!」

 

-ちょっと意味がわかりませんが-

「ああ、失礼。今こそ熱中症対策を!」

赤磐市、熱中症に、熱いわしとどや顔で語る救急救命士

赤磐市のことは任せろ!と、どや顔で語る。

‐それでは、最後にひとこと‐

「赤磐市、熱中症に、熱いわし!」

 

...今回もつまらない川柳で空気を冷やしてくれました。

(扇風機いらずですね)

 

ありがとうございました。

 

 

熱中症をしっかり予防し、今年も楽しい夏を過ごしましょう。

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