木造弘法大師坐像(木喰五行作)解説板設置のご報告
令和6年7月2日に赤磐市和田の大師堂に安置されていた「木造弘法大師坐像(木喰五行作)」が市の重要文化財に指定されました。この仏像は寛政10(1978)年に木喰五行(以下、木喰)が製作したものです。木喰は全国を巡りながら数多くの仏像(木喰仏)を作り、その作品は丸い顔に笑みを浮かべる表情が特徴的で「微笑仏」と称されています。
仏像は岡山県立博物館に寄託されており現地で見学することはできませんが、現地を訪れた方に仏像について知ってもらうため、写真付きの解説板を設置しました。大師堂は岡山城下から美作林野にいたる倉敷往来沿いにあり、木喰仏を奉納した当時の光景に思いをはせることができます。
現地には駐車場はありません。見学の際にはマナーを守って、近隣の方々の迷惑にならないようにしましょう。
更新日:2024年09月18日