熱中症を予防しよう!救急救命士からのアドバイス
「晴れの国。岡山。」
「岡山の中の赤磐。」
梅雨から夏にかけて、熱中症が増える季節です。
「熱中症のほとんどは予防できる。」と、赤磐市消防本部の救急救命士は、眼光鋭く、強い口調で言いました。
なぜ熱中症になるのでしょうか。どのように予防すればよいのでしょうか。
尋ねてみました。
厳しい表情で、熱中症を語る。
‐なぜ熱中症になるのでしょうか‐
「人の体の60%は水分です。この水分や水分に含まれる塩分が多量に減ることで、さまざまな症状が出るのです。例えば、手足のしびれ、めまい、体温上昇や頭痛などがあります。」
‐他にはどのような症状が出ますか‐
「頭痛や吐き気、ひどくなればけいれんや、意識障害などの症状も出ます。」
‐怖いですね。急に倒れたりすると、どうすればいいのか慌ててしまいそうです‐
「ですよね。熱中症に限らず、突然人が倒れた時は、まず慌てないことが大切です。私たち救急隊はそんなことはありませんけどね。」
‐慌てず、何をしたら良いのでしょうか‐
「衣服を緩めたり、日陰などの涼しい場所に移動したりしてください。さらに脇の下や首元に氷をあてて、体を冷やしてください。」
‐すぐに救急車、呼ばなくちゃ‐
「ちょっと待ってください。本当に必要かどうかの判断が必要です。そのためのアプリや、熱中症を知るための資料があります。」
‐なるほど!参考になりますね‐
「ぜひ、利用してください。」
-予防策は-
「まずは、あらかじめ水分補給をしておくことです。できればスポーツドリンクがいいですね。また、室内では、適度にクーラーを使用してください。高齢者や子どもは、特に注意が必要です。室内でも熱中症になりますからね。」
-室内でもなるなんて。いろいろと注意が必要ですね‐
「はい。私も訓練中、熱中症になったことがあります。だからこそ、熱中症には人一倍敏感です。」
熱中症対策はインタビュー中も。
‐最後にメッセージを‐
「熱中症、暑さ対策、熱中しよう」
最後はつまらない川柳で心を冷やしてくれました。
ありがとうございました。
熱中症をしっかり予防し、楽しい夏を過ごしましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
消防本部 消防総務課 総務係
〒709-0807 岡山県赤磐市津崎114
電話:086-955-2245
ファックス:086-955-7673