これまでの企画展 令和6年度(2024)~
更新日:令和7(2025)年3月31日
令和6年度(2024)
長谷川時雨と深尾須磨子―永瀬清子が敬愛した女性文学者
令和7年1月10日(金曜日)~令和7年3月30日(日曜日)
永瀬清子は、長谷川時雨、深尾須磨子など、先達の女性文学者に学びながら、詩人としての歩みを進めていきました。詩を書く女性が少なかった時代に詩を書き始めた永瀬清子は、先を歩む女性文学者の姿に学び励まされてきました。そしてそうした女性文学者たちの歩みは、記憶し記録し研究する方々により後世に伝えられていきます。私たちの先を生きた女性たちの歩みは、今を生きる私たちにとっても学びとなり、これから進む道を照らす道しるべとなるのではないでしょうか。この展示では、永瀬清子が敬愛した二人の女性文学者と、その交流を紹介しました。
感謝――谷川俊太郎さんへ
令和6年11月22日(金曜日)~令和6年12月27日(金曜日)
谷川俊太郎さんは、永瀬清子のかけがえのない理解者のひとりです。当市におきましては、平成8年度に旧熊山町で永瀬清子の里づくり事業が始まって以来、長年にわたりお力添えをいただきました。
永瀬清子展示室では、谷川俊太郎さんのご逝去にあたり、これまでの感謝をこめて、ささやかですが追悼展を開催しました。この展示では、平成26年度企画展「永瀬清子と谷川俊太郎―短章集をめぐって」の内容の一部と、朗読会「永瀬清子の詩の世界」など当市とのゆかりを紹介しました。
最後になりましたが、谷川俊太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
杉山千代と永瀬清子――『女の新聞』から『女人随筆』へ
令和6年9月6日(金曜日)~令和6年11月17日(日曜日)
永瀬清子は、ドイツに留学していた杉山栄が、山陽新報(現・山陽新聞)に寄稿していた通信を名古屋の新聞で読んでいました。それからおよそ四半世紀後、岡山で暮らし始めた永瀬清子の最初の友人は、その杉山栄の妻・杉山千代だったのです。永瀬清子は、杉山千代のみずみずしい感性と愛情あふれる美しい生き方を尊敬してやみませんでした。この展示では、『女の新聞』と『女人随筆』を創刊した杉山千代と永瀬清子との交流を紹介しました。
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