骨折時の応急手当て

骨折時には、患部を固定する等の応急処置が必要になります。
正しい処置の方法をご紹介します。

骨折した部位を確認する

  1. どこが痛いかを聞く。
  2. 痛がっている個所を確認する。
    痛がっている部分は、動かさないようにする。
  3. 出血の有無を確認する。
  4. 激しい痛み、腫れがあり、動かす事ができない場合や、変形、骨の露出が認められる等、骨折と見られる症状が現れている場合は、骨折しているものとして手当てする。

骨折している部分を固定する

  1. 協力者がいるようであれば、骨折している部分を支えてもらう。
  2. 傷病者が自分で支えられるようであれば、支えてもらう。
  3. 副子を当てる。
  4. 骨折部を三角巾などで固定する。

固定方法の図解

布で数か所、腕の固定をしているイラスト

腕を固定する

三角巾で腕の固定しているイラスト

三角巾等で腕を吊り固定する

雑誌等を用いて腕の固定をしているイラスト

雑誌等を利用した骨折部の固定

布で数か所、足の固定をしているイラスト

脚部の固定

ダンボールなどを用いて、足の固定をしているイラスト

ダンボールなどを用いた脚部の固定

ポイント

  • 副子は、骨折部の上下の間接を固定できる程度の長さのものを使用する。
  • 固定するときは、傷病者に知らせてから固定する。
  • ショック状態に注意する。
この記事に関するお問い合わせ先

赤磐市消防本部
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電話:086-955-2244(代表)
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